第8回 ジェイ・グレイドン・ドリーム・バンド!!
2007.09.18 POSTED
ということで今回は、中田が考える、ジェイ・グレイドン・バンド、そのドリーム編成、をお届け致しましょう。前回も書きましたが、エアプレイではなく、ジェイ・グレイドン・バンドなので、フォスターさん抜きで考えてみたいと思います。
で、まずはヴォーカルから。何人までOKかによって全然、違ってくるわけですが、仮に1人だけだったら....私はナント、ジョセフ・ウィリアムスを推薦しちゃいます。
彼の声って、やっぱりAORなんです、紛れも無く。特に、ジェイさんのソロ作におけるマッチングは特筆すべきものがありましたからね、スローもミディアムも。
音楽的な部分も含めてジェイさんと一番合うのがこのジョセフだと私は確信しています。なので彼はマスト!です。
そして、2番目にお呼びしたいのが、やはり、トミー・ファンダーバーク。
ジェイさんのライヴでエアプレイの曲を演らないわけはない、ならば、本家本元Voice of Airplay、トミー無くして誰が居る? という感じですよね。
トミーはコーラスも完璧ですから絶対に必要でしょう、個人的にも崇拝していますし。
そして3番目のシンガーは、出ました、リチャード・ペイジ!ペイジズの曲、ライヴで聴きたくないですか? 聴きたいに決まってますよね!
なので、ぜひ、ペイジさんにも参加して頂きましょう、って言うだけはタダですから(笑)。
そして4人目はナント、ジェイソン・シェフ。理由は3つあります。まず、ジェイソン=ピーター・セテラに負けないハイ・キー・ヴォーカルが魅力。
ならば、同じくハイ・テナーを売りにしていたクリフ・マグネスのパートをどう歌ってくれるのか、すごく、興味が沸きます。
そうです、ジェイさんの91年のグループ、プラネット3のナンバーをクリフではなくジェイソンに歌ってもらう、これが最初の理由です。
そして2つめは、ジェイソンとジョセフのハーモニー、これぞまさしくL.A.産スタジオ系AORの極めだったりしますから、これも捨て難い、と。
そして3つ目の理由は、ジェイソン、無茶苦茶素晴らしいベーシストなんです。なので、そういった意味でも絶対プラスだな、と。
そして、次が最後です、5人目のヴォーカリストは.....じゃ〜ん、マーク・ジョーダン!ズバリ、大抜擢(?)です。
で、バンド・メンバーというより、中盤にゲスト的に登場して、2曲くらい歌って消えて行く、そんな感じが好いかな、と。
<I’m A Camera>を聴くんだったら、やっぱりご本人の歌で、が、ベストですからね。ということで、言わずと知れたビル・チャンプリンは、今回敢えて外してしまいました。
ステージの花、という意味でも不可欠ですが、ちょいとアーシーな方なので、洗練キッチリ構築系のジェイさんとは合うんだか合わないんだか、未だに解らないんです。なので、実力はピカ1でも今回は見送り、という形になりました。
でも、これがエアプレイとして、だったらやはりお声を掛けずにはいられませんが....。
続いてキーボード。これは、もう、全く迷うこと無く今回もビル・ キャントスにお願いしちゃいます、音楽監督も含めて。
あらゆるジャンルが完璧ですからね、ビルは。そして1〜2曲、リード・ヴォーカルも演って頂くのが好いかな、と。
で、問題はセカンド・キーボード。レコーディングならば絶対にロビー・ブキャナンが好いですし、スティーヴ・ポーカロの再参加、というのもファンには嬉しいところでしょう。
が、しかし、バット、ジェイさんをして「スラッグのコード使いは信じられない(ほど素晴らしい)」と大絶賛なのですから、ここはやはりスティーヴ・ジョージに参加して頂き、リチャード・ペイジと一緒に在りし日のペイジズを再現して欲しい、これしかありません。彼が居れば、あとはジョセフもキーボードを弾きますし、それだけでOKかな、と。
変わってギターですが、これは、スティーヴ・ルカサーだ、マイケル・ランドウだ、ダン・ハフだ、マイケル・トンプソンだ…は、一切考えません。
そうです、ジェイさんより存在感があってはいけないのです、オーラ的にも、運指的にも。
なので、もうこの人しか居ないでしょう、ブルース・ガイチ。一緒に曲を書いたり、親しい間柄であり、かつ、テクニックよりも歌心を重要視する人なので、ジェイさんのサブを安心して任せられる、それが選んだ理由です。唯一、気になるとしたら、ギターの音色ですね。
よりナチュラルなストラト系だったりしますから、これをジェイさん好みのトーンに合わせられれば限りなく完璧に近いコラボレーションが楽しめるはず。
ガイっちゃん以外では大穴でチャールス・イカルス・ジョンソン、なんていうのはどうでしょうか?
これまたペイジズ復活にとって外せないプレイヤーですからね。
そしてリズム隊ですが....本来、ジェイ・グレイドン・バンドの日本公演にはサノ・ケンジさんが必要不可欠となっていました、いろいろな意味で。
で、もちろん、サノさんもありです、ベースは。歌心溢れるプレイヤーなので、ジェイさんバンドにも完璧フィットするな、 と。
ただ、もしジェイソンが参加出来るのでしたら、彼のベースでいきたいですし、あるいは、TOTOの初期を支えたデヴィッド・ハンゲイト、というのも夢があって好いな、と。
ハンゲイトさんのソリッドなトーン、たまりませんからね。となるとドラムスは誰? ジェイソンだったらそのままシカゴのリズム隊で2回目のジェイさんバンド同様トリス・インボーデン、という線が浮上します。全然、悪くないですよね。あと、無難な線ではJR、マニアの心をくすぐるならばエド・グリーン。
でも、おそらく、この人が一番好いでしょう、マイク・ベアード。エアプレイの<Stranded>でポーカロさんばりのタイトなドラミングを披露してくれたあの方です。
もちろん今でもバリバリの現役で、腕は全く衰えていないでしょうから、あの時代のあのフィールを再び届けてくれるのではないでしょうかね? 期待大です。
あ、でも、本音を言うと、沼澤尚さんに参加して頂いて、完璧にジェフさんと同化して欲しい、というのもありますが....。
と以上で全部出揃いました。もちろん、サックスやジェリー・ヘイさんなんかも呼べたら最高でしょうが、とりあえずは過去2回の編成に準じてセレクトしてみましたので、まあ、こんな感じかな...と。
そして、基本的には招聘可能な名前を挙げたつもりです。
特にスラッグ(スティーヴ・ジョージ)にはL.A.に戻って来て欲しいです、生まれ故郷のアリゾナから。
ああ、なんだか、無性にペイジズのCDが聴きたくなって来ました、それも初期の2枚が。
と言うことで、 ジェイ・グレイドン・ドリーム・バンド、それは、夢のまた夢となっているペイジズ再結成の布石でもあるのでした!
コメント
ペイジス バック・ヴォーカル名演ベスト3
@WILD AGAIN / SOMETIMES LATE AT NIGHT .C.B.Sager (1981)
AHeart To Heart / High Adventure .Kenny Loggins
(1982)
BWhen the Night Ends / Don''''''''t You Love Me Anymore .Engelbert Humperdinck(1981)
@、Aについてはオールド・ファンでしたら説明不要かと思います。これほどバック・ヴォーカルがフューチャーされた曲をぼくは知りません。それだけ当時のペイジスのバック・ヴォーカルは誰もが認める芸術的な存在だったのでしょう!
Bの存在はほとんど知られていませんが、ペイジスの裏方仕事で絶対忘れてはいけない名唱が聴けるマニア垂涎の音源。野暮ったいくらいのメイン歌手の裏でこの世のものとは思えぬ美しいバック・ヴォーカルはファンでなくとも悶絶モノです。
当盤ではジェイ・グレイドンも数曲アレンジを担当しているので、それまで(3rdアルバム・レコーディング)会話したことがないというのは?がつきます。
何はともあれ、我々は贅沢にも彼らの素晴らしい音源の数々を色あせることなく聴けることの幸せを感謝するべきかもしれない。
ガチョウ倶楽部 URL 2007.09.23 POSTED
Peter Allen / One Step Over The Borderline、
Marc Jordan / A Whole In The Wall
に入ってる曲も入れてやってください。ぜひ。
Pa-Giz 2007.09.30 POSTED
Peter Allen / ”Bi-Coastal”
Pa-Gizさん
・Peter Allen / One Step Over The Borderlineのバック・ボーカルもたしかに定番・名演ですね。
むかし雑誌「アドリブ」の中田利樹のA.O.R通信で様々なベスト10企画をやったときがあるのですが、そのときもぼくが挙げた@、AとPa-Gizさん推薦の”Peter Allen / One Step Over The Borderline”が上位に入っていました。
しかしBはマイナーだった為か、まったくかすりもしませんでした。ぼく自身も後年になってっ知って「おお、これはっ!?」と吃驚して「あのとき知っていたら・・・」と悔やんだくらいでした。
そういえばPeter Allenの上記の曲が収録された”Bi-Coastal”(Pro:D・Foster)はジェイ・グレイドンがギター・ソロを担当した「Pass This Time」も収録されて、先述のA.O.R通信での”ジェイ・グレイドンのギター・ソロ・ベスト10”でも選ばれていました。
その頃のA.O.R通信にはよく投稿していたのでときどき名前がでたこともありました。
懐かしい思い出です。
ガチョウ倶楽部 URL 2007.10.02 POSTED
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